石の歴史

刻印石

大坂城築城の際に諸大名が刻印し買い付けたものか?この刻印は熊本の細川藩ではないかと思われます。

豊浦港の海岸にあったものですが、県道の拡張の際に採掘し、現在豊浦のコミュニティ広場に移設されています。

靖国神社残念石

鳥居になれなかった石

無造作に堤防の一部と化しているこの巨石。昭和7年靖国神社の大鳥居の注文が入り、予備に掘り出した石。島の山石工が切り出し、島内の彫刻石屋が島外から招いた彫刻石工たちと協力して加工した。

靖国神社残念石の大きさは何と!

横11m、縦1.28m、奥行き1.20m

重さ推定 45トン

奉納された靖国神社の大鳥居は直径1.2m、長さ12m、重さ50トン当時の新聞には「日本一の大鳥居」という大見出しが並び、掘り出された巨石が北木島から船積みされ神戸から東京芝浦まで瀬戸内海を渡り、荷揚げされて、九段下の靖国神社に無事建立されるまでにかなりの労力の様子が記載されている。