歴史を創る北木石

全国各地の建造物の建築資材として使われた北木石、近代日本の礎を創ったと言っても過言ではないと思っています。そんな、全国で使われている北木石を探ってみたいと思います。皆様の情報をお待ちしています。

まずは、かなりレアものです。

最上稲荷 仁王門

岡山の最上稲荷と言えば赤の大鳥居が有名ですが、本殿入口の「仁王門」は昭和30年の改修事業の際に買い付けに北木島に来られてる様子が最上稲荷の広報誌に掲載されています。

旧仁王門が昭和25年(1950)の山火事で焼失したため、中興350年記念事業として再建が計画され、 昭和33年(1958)に完成しました。インドの殿堂様式で建造された石造りの仁王門は珍しく、平成21年(2009)に登録有形文化財に指定されました。平成25年(2013)に改修工事が行われ、翌年、落慶法要が営まれました。